一戸建て・一軒家の防犯が不安…今すぐできる防犯対策とおすすめグッズ

一戸建て・一軒家の防犯が不安…今すぐできる防犯対策とおすすめグッズ

一戸建て・一軒家の防犯対策は、各家庭で行わなければなりません。しかし、一戸建てならではの効果的な防犯対策もあります。

今回は、今すぐできる一戸建て・一軒家の正しい防犯対策について解説します。防犯グッズも取り入れながら、上手に防犯対策を進めていきましょう。

逆効果!?やってはいけない防犯対策

マンションと異なり、一戸建ての場合、防犯対策は各家庭で行っていくことになります。

しかし、防犯対策のつもりでやったことが逆効果となり、空き巣などに狙われることもあります。そこで、まずはやってはいけない防犯対策から確認していきましょう。

センサーライトを道路側に設置


センサーライトを設置するということは、防犯対策として間違っていませんが、取り付ける場所にはコツがあり、庭や勝手口など、敷地内を照らすようにするのが正しい防犯対策です。

一方で、誰かが侵入してきた際にライトが点くようにと、道路側にセンサーライトを設置するのはあまり意味がありません。

死角を利用して、うまく侵入できたら、そのセンサーライトが逆光になり、通行人などから犯人を見えなくしてしまい、犯行をしやすくなるということもあるので、注意しましょう。

新聞屋に長期の留守を伝える


新聞がポストに溜まっていると、留守だということがすぐにわかるので、空き巣などに狙われやすくなります。

そのため、留守にする間、新聞の配達をやめてもらうよう新聞屋に伝える人もいるようですが、これは非常に危険だと言われています。なぜなら、新聞配達業者の関係者が空き巣をするケースもあるからです。

また、新聞屋は配達スタッフ以外にも、料金の支払いなどで人が出入りします。そのような誰でも出入りできる場所なのにもかかわらず、配達が不要な人の名前と不要な期間が、見える場所に書かれている場合もあります。

新聞が溜まることを防ぐには、近所の人や知人に回収を頼むなどの工夫するようにしましょう。

すぐに実践できる!正しい防犯対策

防犯対策には、いろいろな防犯グッズを利用した対策もありますが、お金をかけずにすぐにできる、簡単な防犯対策もあります。ぜひ、実践してみてください。

近所づきあいをする


最近は、近所づきあいに煩わしさを感じ、できる限り近所の人との関わりを断とうとする人もいますが、ぜひ近所づきあいのメリットにも目を向けてみてください。

近所づきあいがあると、不審者がいたり、空き巣に入られた家があったときなど、すぐに情報が耳に入ります。

また、留守中に不審者が敷地内に侵入したのを見かけたら、ジロジロと見たり、声を掛けたりすることで、空き巣被害を未然に防いでくれることもあります。

近所づきあいに勝る防犯対策はないと言われるほどなので、ぜひ普段から近所の人と関わりを持つようにしましょう。

簡単に侵入される場所を無くす


一戸建ての場合、簡単に侵入されそうな場所がないか確認しておくのもおすすめです。

よく開けておく窓の下に室外機があったり、壁の近くに物置などの足場になるものがある場合は、移動をするなどの対策をとりましょう。

また、浴室の窓などに面格子を取り付けている場合は、窓を開けっ放しにすることもあると思います。

しかし、面格子は取外しが簡単なので、ねじ穴をボンドなどで塞いでおくようにしましょう。そうすることで、面格子の取外しが簡単にはできなくなります。

誰もいなくても「ただいま」と言う


空き巣犯などは、車や自転車があるかどうかで在宅かどうかを判断することが多いです。

しかし、家に誰もいなくても「ただいま」という習慣をつけておけば、車や自転車がなくても、常にだれか家にいると思わせることができるので、防犯効果が期待できます。

また、子供が1人で留守番をする際も、帰宅時に「ただいま」と言うことで、子供だけということが犯人に悟られにくくなるのでおすすめです。

一戸建てにおすすめの防犯グッズ

防犯グッズには様々な商品がありますが、一戸建てで特に効果が期待できる防犯グッズをご紹介します。

センサーライト

センサーライトは、夜間の防犯に役立ちます。街灯や門灯の明かりが届かない庭や勝手口などを向けて取り付けると、犯人の侵入に気づきやすく、また明るくなるので犯行に及びにくくなるという防犯効果が期待できます。

センサーライトは、電池式のものもあり、取り付けが簡単なものも多いので、ぜひ取り入れてみてください。

防犯フィルム

防犯フィルムは、窓に貼るだけで、窓が割られにくくなるフィルムです。侵入するのに必要な時間が長くなるので空き巣犯にとっては厄介な防犯対策です。

また、防犯フィルムを貼っていることを知らせるシールなどを合わせて貼れば、それを見た時点で諦める空き巣犯もいるので、窓を割られる被害も抑えられます。

補助錠

窓や玄関や勝手口のドアにつける補助錠は、手軽かつ防犯効果が高いと言われています。

玄関や勝手口のドアに補助錠を取り付ける場合は、既存の鍵とは異なるタイプの補助錠を取り付けるようにしましょう。

異なるタイプの補助錠をつけることで、壊すのに時間が掛かり、犯人が犯行を諦めるきっかけになります。

人感センサー

人感センサーとは、赤外線を利用したセンサーで、人を感知するとアラームが鳴るという防犯グッズです。

外出時に電源を入れておくと、侵入がセンサーの前を通過したら、かなり大きな音が鳴ります。その音で、犯人が逃げ出すことはもちろん、近所の方にも異常を知らせることができます。

ウィンドウアラーム

ウィンドウアラームとは、窓ガラスの衝撃や振動、開放を感知すると音がなるアラームです。

もちろん、強風による窓の振動や、普段の窓の開け締めによる振動ではアラームが鳴らないようになっています。

ウィンドウアラームは、窓に貼るだけで設置が完了するというお手軽さもあり、おすすめの防犯グッズです。

防犯対策は複数組み合わせましょう


一戸建ての防犯対策についてご紹介してきましたが、これらのうち1つだけ取り入れても、不安が残ります。

近所づきあいをしながら、防犯グッズを取り入れるなど、いくつか組み合わせると、効果がアップしますよ。

家族みんなが安全に暮らせるように、しっかりと防犯対策をしていきましょう。